「馬車馬のように働く」から「夢中で働く」へ―これからの組織づくり@高市新総裁
【五感思考day2654】
こんにちは!
人が自立的に動き、グングン成果が出る仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
自民党総裁選後、高市早苗氏が勝利会見で語った次の一言が波紋を呼んでいます。
「人数少ないですし、全員に働いていただきます。
馬車馬のように働いていただきます。
私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます。
働いて働いて働いて働いて、働いてまいります」
彼女の覚悟や決意、意気込みがよく伝わってくる言葉です。
一方で、「馬車馬のように」「ワーク・ライフ・バランスを捨てる」といった表現が、時代にそぐわないと感じる人も多いようです。
もちろん、好きで仕事に没頭できる人もいます。
私自身、仕事が大好きで、気づけば「働いて働いて働いて」いる日々です。
経営者の方の多くも同じではないでしょうか。
しかし、社員さんたちにとっては、「馬車馬のように働け」という表現は、追い立てられるような、プレッシャーを感じる言葉に聞こえてしまうこともあります。
真剣に取り組むことは大事ですし、必死に取り組む姿はステキです。
しかし、「強制的に働かされる」イメージになってしまうと、やる気よりも疲弊を生みがちです。
私が、五感思考マネジメントを通して実現したいのは、社員さんを追い詰めて働かせることではありません。
かといって、「ゆるくていいよ」ということでもありません。
目指したいのは――「ワーク・ライフ・インテグレーション(統合)」
仕事かプライベートかを分けるのではなく、人生と仕事が統合され、自然に重なっている状態です。
生きたい人生があって、それを実現するために、仕事がある。
自分が大切にしたい価値観があって、それを仕事を通して体現できる。
そんな生き方・働き方こそ、これからの時代に求められていると感じています。
そして、昭和の時代より、今は、実現しやすくなっていると考えています。
昭和の時代は、「正解」が決まっていて、どれだけ長時間働けるか=生産性が高まる、という考え方が主流でした。
でも今は、AIなど便利なツールも発展してますし、正解のない時代です。
五感思考マネジメントは、社員一人ひとりが自分のビジョン・価値観を大切にしながら、組織のビジョン・価値観と重なる部分を広げていく組織づくりです。
「悲壮感」ではなく「夢中」になって働く組織をつくります。
夢中だから、いいアイデアが生まれる。
夢中だから、行動が加速する。
夢中だから、仲間と協力しやすい。
そしてその結果、自然と成果が出る。
私がサポートしているのは、社員を「動かす」ではなく、社員が「自ら動く」組織づくり。
もう一段、組織を飛躍させたい。社員の可能性をもっと生かしたい。
そんな経営者の皆さまを、これからも応援していきます!
本日の問いかけ「馬車馬のように働く」ではなく、「夢中で働ける」環境をつくれていますか?