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望ましい行動はどう生まれる?ハッピーセット騒動から考える組織づくり

2025.08.11 by 大図美由紀

【五感思考day2799】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

マクドナルドのお子さま向けセット、ハッピーセットがまたまた物議を醸しています。

おまけのポケモンカードだけ抜きとり、食事が手つかずのまま捨てられている。

メルカリなどで転売行為と見られるおまけの出品があるそうです。

本来メインであるはずの食事が食べられない。

おまけは、子どもが遊ぶためのものなのに、転売される。

とっても残念です。

残念な行為に対して、「禁止すべきだ!」「もっと取り締まるべき!」と感じる人も多いでしょう。

マクドナルドは、次のように、禁止事項を明確にして、提示しています。

おひとりさま5セットまでのご購入をお願いしております。

転売または再販売、その他営利を目的としたご購入はご遠慮ください。

また、食べきれない量のご注文もご遠慮いただけますようお願いします。

しかし、組織づくりの観点からすると、「禁止事項を明確にする」だけでは、片手落ちです。

人は、禁止や罰則だけでは望ましい行動を選ばないんです。

「やってはいけない」と言われるほど、抜け道を探したくなる心理もあります。

社員さんに、NG事項を何度伝えても、できない、守らないことって、ありますよね?

例えば、

「会議に遅刻しない」

「期限内に報告書を提出する」

など。

それでは、どうしたら、社員が望ましい行動をできるようになると思いますか?

五感思考マネジメントでは、NG事項や罰則の恐怖で煽るのではなく、「やりたい&やれる感」の快の感情を増やす関わりや仕組みをつくります。

守らざるを得ないように仕事を設計したり、守ることが気持ちよくなる体験を組み込んだりすることで、自然に望ましい行動が増えていきます。

例えば、報告書の提出を義務化するだけでなく、簡単に書けるフォーマットを用意する。

提出した報告を上司がすぐにフィードバックし、評価や感謝の言葉を添える。

こうした「やりたくなる工夫」が行動を変えます。

人の行動が変わる本質は、人の感情や感覚に寄り添うことです。

楽しさ、誇らしさ、共感――これらが加わると、行動は長続きします。

あなたの会社のルールは、“やらなければならない”だけになっていませんか?

禁止や強制ではなく、感情と仕組みで行動を導く。

それが、組織にもハッピーセットにも必要な発想かもしれませんね。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ社員さんに望ましい行動をしてもらうために、何をしてみましょうか?
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