社員から前向きな共感を引き出すコツは?
【五感思考day2701】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、Forbesさん主催の経営者勉強会&ディナーへ。
慶応義塾大学医学部教授で、データサイエンティストの宮田 裕章さんのお話がありました。
宮田さんは、大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーを務められていて、今回はそのお話。
大阪万博の理念は「いのち輝く未来社会のデザイン」
理念の実現のため、8つのテーマがあります。
宮田さんが担当されたテーマは、「 いのちを響き合わせる 」。
境界を引いて分断するのではなく、1人1人を尊重しながらつながる。
違いを排除するのではなく、違いから価値をつくっていく。
そんなメッセージと共に、万博の施設や展示の写真や映像を見せていただきました。
「違いから価値をつくる」は、私が組織づくりサポートでまさに大事にしていることなので、すっかり共感して、万博にも行きたくなりました!
大阪万博が始まる前までは、正直、あまり興味がありませんでした。
どちらかと言うと、ネガティブイメージ。
万博にお金を使うくらいなら、社会課題の解決に直接お金を使ってもらいたいと思っていました。
しかし、実際に開幕されてみたら、万博に行かれた方の感想がSNSで発信されてきて、気になってました。
そこへきて、宮田さんの話。
万博の理念に共感するし、想いや考えが見えたり触れたりできる形になっているって、素晴らしい!と思いました。
万博に対する私の感情の変遷、「ネガティブ→あまり興味なし。動かなくて受け身。→興味でてきた→オモシロそうと感じ、流れてくる情報は取りに行く→共感」
コレ、経営者が想いや考えを、社員さんたちに発信する時の、社員さんの受け取り方と同じだなと思いました。
経営者は、自社の経営について、社員さんより中長期目線で考えていることが多いです。
経営者は、環境変化があった時、社員さんよりいち早く行動を起こすことが多いです。
結果として、経営者から見た社員さんは、受け身になりがちです。
最初から社員さんは積極的に情報を取りにこないですから、やはり、経営者から継続的に発信することが大事ですね。
諦めずに発信することで、社員さんが、経営者の想いや考えを受けとめ、理解してくれるようになってくる。
また今回の経験から、改めて、「やれよ」という押しつけの発信ではなく、「一緒にやろう」や「オモシロいよ」という発信だと、前向きな共感が生まれやすいと感じました。
今回の経験も、組織づくりサポートに生かしていきたいです!
社員さんを巻き込むポイントは、継続的に共感を呼ぶ発信ですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!