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利他であり続けるには?

2025.06.15 by 大図美由紀

【五感思考day2671】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先日、仲間の応援で、落語を聴きに行ってきました。

久しぶりの落語。

涙活ならぬ笑活のつもりで、思いっきり笑いに行ったつもりでしたが、とても考えさせられました。

仲間が語ったのは、「徂徠(そらい)豆腐」。

時は、江戸時代の元禄(江戸の中期で、将軍綱吉、赤穂浪士、華やかな元禄文化が有名ですね)。

場所は、花のお江戸。

お豆腐屋さんが主人公です。

豆腐屋が「とーふーとーふー」と売り歩いていると、お侍さんが豆腐を買いに。

お侍さんは豆腐を買うとすぐにその場で気持ちよく食べました。

が、「細かい金がない。後でまとめて払う」ということで、つけ払い。

このやりとりが4日続きます。

そこで、5日目は、豆腐屋はお釣りを用意します。

豆腐屋「お釣りを用意したので、細かい金がなくても大丈夫ですよ!」

お侍「細かいお金がないのに、大きいお金があるか!」

お侍は、豆腐屋をだましてタダ飯食いしてるのに、開き直って、偉そう!

私だったら、こんな人、もう相手にしないです。

ところが、豆腐屋が、とてもいい人なんです。

お侍から、もう何日も豆腐以外食べていないことを聞きます。

そして、お侍の長屋の部屋を見せてもらうと、書物がたくさん。

豆腐屋はお侍に、書物を売って、お金にすることを勧めます。

しかし、お侍は「大切な書物だから売れない」と言う。

私だったら「無銭飲食はいいのか!」(怒)となるところです。

ところが、豆腐屋はいい人で、その後、お侍に、毎日おからを届けます。

いやー、できないですよね。

豆腐屋も長屋住まいの町人です。

お金持ちではありません。

現金がなくとも、書物をたくさん持っているお侍の方が資産はあります。

豆腐屋さん、いい人過ぎる、、、。

私にはできない。。。

物語は、その後、火事で全財産を失った豆腐屋の下に、出世したお侍がやってきて、多額のお金を豆腐屋に渡すところで、終わります。

豆腐屋が報われて、本当に良かった。

私、豆腐屋の在り方に心を打たれました。

自分がいかに心の小さい人間かと思い知らされました。

目先の損得で動くのではなく、もっと利他の心を大事にせねばと気が引き締まりました。

とは言え、楽な方に流れたくなる、自分に都合がいい方に流れたくなるのが、人間。

ですので、会社経営においては、心を戻す場所として「経営理念」が大事なんですよね。

そして、「経営理念」について、社員さんたちと対話をすること。

対話をするから、「経営理念」を自分ごとにしていくことができますからね。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ自分や社員さんの在り方を整えるために何をしてみましょうか?

追伸:高座に上がらせてもらいました。デビューも近いか!?

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