経営理念っていいですよねー(←水野晴郎風でw)
【五感思考day2659】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日は、人を生かす経営を学ぶ経営者団体・同友会@板橋支部の勉強会へ。
株式会社白川プロ 代表取締役 白川亜弥 さんのお話をお伺いしました。
一緒に写真を撮らせていただいたら、恐縮ですが、なんだか似た雰囲気(^^
右が白川さん、左が大図。
ワクワク(ダブルピース)のダブルです。
経営者ですから、いろんな困難に遭遇されていらっしゃいましたが、とても前向きで建設的な方でしたー。
白川プロは、NHKの番組編集を主たる事業としてきた会社。
白川プロの白川さんですから、親子で事業承継かのようですが、実は、白川さんは元々一社員さんでした。
創業者から養子縁組オファーを受け、突然、後継者に。
その後、創業社長が亡くなりますが、取締役に就任し、社長にはなりませんでした。
自分が経営者でいいのか?など、葛藤が大きかったそうです。
とは言え、「会社が好き!」
なので、「いい会社にしたい!」「白川プロのお母さんになろう!」と手探りながら、ドンドン会社の改革を始めていきます。
就業規則ほか社内規程の変更。
社内研修やメンタルヘルスの導入。
介護と仕事の両立支援。
一所懸命取り組むうちに、社外からは、いろんな賞をもらうようになり、注目企業になっていきました。
一方で、社内の反応はイマイチ。
空回りしている気がする。
その頃、同友会と出会い、経営理念を策定します。
経営理念、つまり、経営の目的を真剣に考える中で、覚悟が決まり、社長に就任。
そこで、経営指針発表会を開催。
ところが、参加してくれる社員さんはごく一部という反応の薄さ。
しかし、想いの定まった白川さんは、コツコツと発信を続けていきます。
すると、直近の経営指針発表会には、たくさんの社員さんが参加してくれるように。
反応してくれる、想いを共有してくれる社員さんが増えてきたとのことでした。
今の白川さんにとってのいい会社とは「社員が未来を描ける会社」。
社員みんなが「なんだか幸せ」な会社。
経営理念なんて、理想だとか、壁にかかっているものだと言う人もいるでしょう。
しかし、しっかり実践すれば、これほど組織づくりにパワフルなものはありません。
経営理念があるといいことを、以下に3つ挙げます。
1.目指す方向となる
1人だけでなく社員さんたちみんなと進む方向を示せますから、バラバラにならずに一緒に進むことができます。
2.判断軸となる
変化の激しく、正解のない今の時代、選択肢はたくさんありますが、迷わなくなります。
3.心の支えとなる
苦しい時や凹んだ時に、戻る場所を教えてくれます。
経営理念がない方、ぜひ、一度、つくってみていただきたいです。
経営理念がしっくりきていない方、今一度掘り下げてみたり、見直しもオススメです。
経営理念が浸透していない方、浸透施策を1つでも2つでも取り組んでみてください。
ちなみに、経営理念は、マネジメントだけでなく、マーケティング的にも多分に有効です。
その話は、またの機会に。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!