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認知症を病にしているのは社会という話

2021.08.17 by 大図美由紀

【day1295】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き
ありがとうございます。

昨日は、「五感思考マネジメント実践講座」2期のDay2でした。

講座のスタート時に、前回から今回までの振り返り、実践報告から始まります。

いやー、みなさまのチャレンジぶりに感無量でした。

コミュニケーションを変えるって、ほんとに勇気がいること。

ましてや、五感思考マネジメントは、パワフルに効果がでますので。

刺激し合い、励まし合える仲間と一緒のチャレンジの場があるのは、いいですね!

各社の変化・進化が楽しみです。

さて、関わる相手にパワフルな変化を起こす方法の1つが、相手を何者として扱うか。

人は期待されたとおりの成果を出す傾向があります。

相手を何者として扱うかで、相手の反応や成長度合いが変わってくるんですね。

本日は、そんな事例の1つ言える、興味深い話をご紹介です。

終末期医療全般に関わられてきた、東京大学名誉教授の大井玄先生のお話です。

医療法人社団悠翔会の佐々木淳理事長先生が、フェイスブックにされていた投稿の一部要約です。

ナント!

沖縄のある島では、認知症の人に、暴言・暴力、徘徊、幻覚、弄便等の生活が困難になるような症状が、ほとんど発生しないそうです。

それには、認知症をどう捉えるか、周りの人が認知症の人にどう関わるかが、影響しているのでは、とのことなのです。

大井先生は、認知症を「おいぼれのめぐみ」と表現されます。

認知症は、齢とともに進む自然な変化の1つであり、忌避すべき病ではない。

むしろ、天寿に向かう変化を苦痛のなく穏やかに受け入れるために、必要なものかもしれない。

例えば、がんの場合、認知症の人たちは、認知症のない人たちに比べて、苦痛の少ない経過を辿ることができる。

大井先生が、認知症についての調査を行った結果、

先にご紹介した沖縄のある島では、認知症の人たちに、生活が困難になるような症状も出ず、みな威厳を持って堂々と生活しており、住民もその人たちを大切にしている。

一方で、東京での調査では、認知症の約半数に、家庭生活の継続を困難にする症状が発生していたそうです。

認知症を、「病気」にしてしまうのは「社会」ではないか。

周りの人による関わり方次第で、人は変わる。

これは、会社と社員さんにも、当てはまるのではないでしょうか。

社員さんを、「困ったヤツ」「出来ないヤツ」にしてしまうのは、周りの見方や関わり方かもしれません。

私がお伝えしたいのは、決して、「出来てる部分」だけを見て、「出来ていない部分」は、目をつぶれということではありません。

「出来ないヤツ」とラベルを貼った社員さんにも、「出来てる部分」と「伸びしろ部分」があるかと思います。

本人にさえまだ見えていない伸びしろ部分を、社長や周りの方が見ることで、その能力が花開いたり、成長速度が速くなったら、本人もハッピー、周りや会社もハッピーですよね。

五感思考マネジメントのベースとなっているアドラー心理学には、すべての人が「人生の主人公」だという考えがあります。

私たちは、行きたい未来に向かって、困難を乗り越える力がある。

仲間と協力しながら、それを実現できる力がある。

誰もが自分の人生というストーリーの主人公。

そう信じて、相手に関わることで、相手は勇気をもってチャレンジしていくことができるのです。

ぜひ、社員さんを「人生の主人公」として関わってみてください。

今まで以上に、社員さんが勇気をもってチャレンジしてくださいますよ。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日のチャレンジ課題社員さんを「人生の主人公」として関わってみましょう
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