合意なき決定でも、社員に積極的に力を発揮してもらうには?
【day646】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
ラグビーのワールドカップは終わってしまいましたが、次の大きなスポーツイベントは、TOKYOオリンピックですね!
なんと、マラソンと競歩の開催都市が、東京ではなく、札幌になりました。
こんな直前での変更ってあるんですね!
ドーハの世界陸上で棄権者が続出したそうですから、同じ轍を踏まないようにと再考したことは、素晴らしいですよね。
しかし、選手や東京都始め関係者のみなさまは、準備を重ねてきたでしょうから、それは、ザワザワしますよね。
しかも、小池都知事は、事前に聞いてなかったそうで、そんな小池都知事の「合意なき決定」発言が、話題になっていますね。
「合意なき決定」発言とは、11月1日に行われた、IOC(国際オリンピック委員会)・国・都・大会組織委員会の4者のトップ協議の場での小池東京都知事による次の発言です。
札幌開催には同意できないが、IOCの決定は妨げることはしないということが東京都としての決断。あえて申し上げるなら、合意なき決定だ。
発言の主旨としては、
東京都として、移転そのものにすんなり合意ということは難しい。一方で、大会成功のためには、そのことについては妨げることはないという両方で、先ほども「合意なき決定」という言葉に集約させていただいた。そもそも東京大会そのものが煮崩れを起こしてしまうことは、大会の成功に繋がらない。色んな思いがございました。
とのこと。
さて、いろんな関係者がいる中で、合意を取りながら、進めていくのは、とても大変なことです。
これは、企業の中でも同じですね。
今回の件を、企業に当てはめてみたら、少々強引な社長(IOC)が、なかなかいい解決策を出してこない事業担当部長(小池都知事)に相談もなく、ギリギリで、事業に関する変更(マラソン&競歩の開催地変更)の決定を行ってしまった、という感じでしょうか。
企業内では、まぁまぁあることでしょうかね。
もし、サポートする企業で、このようなこと(推進事業において緊急かつ重要な決断が必要である)が起こった場合、私だったら、どのようにサポートしていくか?
まず一番大事なことは、社長が、考え得る中でベストだと思う決断ができるよう、あらゆる可能性のシミュレーションをサポートします。
対話を大事にしている私なら、「事業担当部長にも事前に相談すべき」と言うと思われるかもしれませんが、ベストなゴールを実現するために、独断で進めるというのも、ありです。
最終的に責任を負うのは、トップだからです。
どこまで任せるか(決断に参加させるか)は、組織の成熟度によります。
その代わり、ここから(決断を下した後)が、とても大事です。
ただ、決断を伝えただけでは、事業担当部長は、「聞いてないよー!」「自分たちの今までの苦労は?せっかく頑張ってきたのに、、、。」「どれだけ自分が頑張っても、結局、社長に覆される。やる気なくすよなー。」となるはずです。
社長が事業担当部長に「仕事なんだから、いいからやれよ!」と言っても、事業担当部長は、頭で納得しても、気持ちがついてこないと思います。正論なんですけどね。
しかし、事業担当部長&率いる部下にも、最大限の力を発揮してもらい、目指すゴールに向かって、一緒に走ってもらいたいところです。
そのために欠かせないことは、決断が下された後、以下の3点について、対話をすることです。
「プロジェクトの成功とは?どうなったらいいのか?」(ビジョンの共有)
「そのために、どんな貢献ができる?」(本人たちが与えられるものの確認)
「このプロジェクトを通じて、どんな成長をしたい?」(本人たちが得たいものの確認)
あと、その前に、モチロン、ねぎらいの言葉も、かけたいですね。
いかがでしょうか?
ブログでは書ききれないことも多いため、これらを、次の1冊の本にまとめました。100ページ以上になりますが、それでも、まだまだお伝えしたいことがあるくらいです。よろしければ、ご一読いただき、御社の組織づくりに役立てて、いただきたいです。
【無料】「社員に任せて年商1億円アップした3つの方法」小冊子プレゼント
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
御社の現状は、いかがでしょうか?
社員に任せてグングン伸びる組織づくり、お手伝いさせてください。
一緒に、社員に任せてグングン伸びる組織をつくりませんか?
本日の問いかけ社員さんに積極的に力を発揮してもらうために、何をしてみましょうか?
・年商1億円アップ、お客様数2倍
・1ヶ月に10件あったクレームが314日間0件
こんな結果が手に入る「ワクワク働きたい組織づくり」の秘訣とは?
貴社が抱える問題の「真の原因」と解決策を明らかにしたい方は、
今すぐ、こちらから、お問い合わせください。
1on1セミナーやってます。
大図美由紀フェイスブック
(お気軽にフォローください)
このブログをメルマガでも
お届けしています。
ご希望の方は、
下記フォームよりご登録ください^ ^