64年赤字なし!堅実経営のヒトマネジメント
こんにちは!
ワクワク働いて、
生産性を向上させる組織の専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先日の、日本経営合理化協会の
全国経営者セミナーの学びから、
一部をシェアさせて頂きます。
アシックス商事(株)
前社長 梅垣 和英さん
タイトルは、
「<60年赤字にならない>
アシックス商事の強さの秘訣」
ちなみに、アシックス商事さんとは、
スポーツシューズや資材を国内外で扱う、
アシックスグループの
中核企業ファブレスメーカー。
1953年創業、1955年法人化。
創業以来、 64期間一度も赤字決算がなく、
堅実経営を継続して、実践。
すごいです!!!
2014年アシックスからの TOBにより
東証二部から上場廃止。
売上330億円。社員数240名。
そして、堅実経営の中身を、
いくつかお伺いしましたが、
その核となったものは、
「企業の目的は、
社員が、幸せになること。」
としたことでした。
梅垣さんが行った、具体的施策を、
3つご紹介致します。
1つめは.全社員240名と、
1対1のヒアリングを実施
1人1時間程度を、
10年間継続されたそうです。
ヒアリングのポイントは、以下2つ。
① じっくり聴く、そして質問。
② 小さな改善を、積み重ねる。
最初のうちは、それこそ、
不平不満ばかりだったそうです。
しかし、ヒアリングすると、
すぐ改善できることが、けっこうある。
例えば、
「パソコンが古いから、変えて」とか。
それらの小さな改善を、
積み重ねていくうちに、
社員さんも、会社が変わっていくのが、
分かり、
社員さんも、変わっていったそうです。
2つめは、
90通のマネジメントレターを配信
月2回、「ビジョン・方向性」などの、
想いを伝えていったそうです。
3つめは、
採用・研修の仕組みづくり
旅費を会社が出し、
社員が、海外の現場に行かせ、
OJTをさせるなど、
お金も投入して、
かなりしっかり取り組まれています。
当初、入社3年で、30%の社員が
辞めていくという状態から、
問題は、採用ではなく、育成ではと、
視点を切り替え、育成に力を入れたところ、
離職率が、30%→2%へと、
どんどん下がっていったそうです。
梅垣さんは、講演のまとめを、
目に見えない資産、
人材やブランドを、育てることで、
企業の価値が、増えていく。
と、話されていました。
当社サポートにおける
会社と社員の関係についての基本前提と
同じだなと思いました。
【前提1】会社 → 利益
会社存続のためには、利益の追求が必要。
【前提2】社員 → 幸せ
個々の社員は、本来、組織そのものの
存続繁栄のためではなく、
自分自身が、よりよく生きるために
企業組織に所属する。
【前提3】幸せ<目的>←利益<手段>
社員の幸せを目的、利益の追求を手段と
考えることで、
社員と会社の「相乗効果」を
うみだすことができる
社員さんにとっても、会社にとっても、
「いい会社」を、目指したいですね。
本日の問いかけ:
あなたにとってのいい会社は?
理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています\(^o^)/
疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪
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