よそ者・ド素人・若い女性が、社長として、荒くれ漁師を束ね、業界革命！

こんにちは！
ワクワク働いて、
生産性を向上させる組織の専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

本日も、日本経営合理化協会の
全国経営者セミナーの学びから、
一部をシェアさせて頂きます。

萩大島船団丸 代表
（株）GHIBLI 代表取締役
坪内 知佳さん

坪内さんたちのメイン事業は、
とれたての魚を、船の上から、
直接、飲食店に届けるビジネス。

「６次産業で漁業再生」をキーワードに、
新しい様々な取り組みに、
奮闘されていらっしゃいます。

日本の漁獲量は、減少の一途。
さらに、日本人の魚離れにより、
魚は安値でしか売れなくなっていく。

一方で、船を動かす燃料費は、
どんどん高騰。
後を継ぐ、若手もいない。

この先、どうなっていくのか？

８年前、島の漁師たちから、
「このままだと漁師の仕事が
なくなってしまうから、一緒に、
この島の漁業を立て直してほしい」
と相談を受け、
坪内さんは、社長を引き受けます。

坪内さんや漁師たちが住む萩大島は、
山口県萩市の人口700人程度の小さな島。

車検がきれて、ナンバープレートがない
車やバイク。

飲んで、ノーヘルで、２ケツで、
バイクを走らせる。

漁師たちは、年に60~70日しか、
漁に出られないから、
（資源保護のため、
海に出る許可が出ない）

他の日は、飲むしかない。

坪内さんが、「新聞に掲載する
写真を撮るから、正装で集合」
と言ったら、

漁師たちは、ジャージで来る。
「アジダスやプーマだから、
正装だ！」と言う。

これが、その写真。

そんな荒くれ漁師たちを、
地元の人間ではなく（福井県出身）、

漁業のことが分からないド素人で、
（起業当初は、アジとサバの違いも
分からなかったそう）

若い女性（起業当初２４歳）である
坪内さんが、束ねていく。

坪内さんは、荒くれ漁師たちを、
どのように、１つにまとめていったのか。

たくさんの素晴らしいお話を伺いましたが、
坪内さんと漁師たちの想いが、１つになり、
覚悟が決まったターニングポイントは、
２つと感じました。

１つめは、2011年3月11日。
東日本大震災。

東北の漁師たちは、
漁に出たくても、出られない。

そんな現実を目の当たりにして、
「日本の漁師が、漁を続けていける状況を、
漁業の未来を、自分たちが創っていくのだ」
と、覚悟が決まり、法人化へ。

２つめは、坪内さんが、漁師たちを、
東京のお客さまたち（鮮魚料理を提供する
レストランなど）のところへ連れて
行った時。

自分たちが釣った魚が、
レストランで、どんな風に提供されるのか、

シェフの想いを聞いたり、
お魚を美味しそうに食べるお客様の姿を
見たり。

そこで、初めて、漁師たちは、
坪内さんのビジョン
「みんなが、新鮮な食材、美味しい食事で、
健康な生活を」
を、リアルに感じるのです。

この後、漁師たちの行動や態度が、
目に見えて、変わっていきます。

それまでは、魚を採って終わりだったのに、
お客様のことを、真剣に知ろうとし始めます。

成人式以来のスーツを来て、
会議をしたり。笑

トップのビジョンを共有する、
大事ですね！

本日の問いかけ：社員さんたちと、
どのように、ビジョンを共有しましょうか？

理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています＼(^o^)／

疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪

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