社員のために始めた面談で、社員のやる気を下げないためには?
【day661】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりの専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先日、新しいクライアントさんから、こんな相談を受けました。
社員面談をしようとされる、新しいチャレンジをされているのは、とても素晴らしいことです。
さらに、「会社をもっと良くしよう!社員さんともっと話をしてみよう!」という思いから、社員面談をすることにされたそうです。
でも、何も考えずに、「とりあえず、社員さんと話をしようか」で、スタートすると、社員さんの不満大会になってしまうことも、あります。
意図があって、社員さんの不満を聞くのはいいのですが、そうではないと、社員面談が、かえって、社員さんとの距離を作ってしまうこともありえます。
このまま放っておいたら、「社長は気持ちが下がる。社員の不満は聞いたけど、対応しきれない。」⇒「社員は社長に対する期待値が下がり、不満がさらに増大する。」の負のループが始まりかねません。
これを防ぐためには、まず、面談の目的やゴールを明確にすること、そして、社員さんとそれを共有することが、大事です。
面談の目的、例えば、
・仕事の評価を伝えるため
・仕事上で困っていることを聞き出すため
・目標設定をするため
・これからの会社の方針を共有するため
・キャリアプランを相談するため
などなど。
ゴール設定も、いろいろありますね。
例えば、目的が、「社員との信頼関係を強めるため」でも、
・プライベートも含めて、近況の話をすることで、
・社員に対して、気になっていることを、本音で話して、
・仕事をしている中で、不安や不満に思っていることを聞いて、気持ちスッキリしてもらう。
などなど。
この辺が、曖昧なまま面談をしてしまうと、時間をムダにしてしまうだけでなく、せっかくの面談が、マイナスに作用してしまいかねません。
ぜひ、目的やゴールを明確にしてから、面談に臨んでみてくださいね。
モチロン、実際、面談で対話を始めてから、違うなと思ったら、目的やゴールを修正しても、かまいません。
事前のシミュレーションがあるかないかで、随分、結果は、違います。
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