イライラしてしまう今の状況を変えたい方へ

こんにちは！
ワクワク働いて、
生産性を向上させる組織の専門家、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。

本日は、
今の状況に、イライラしてしまう方へ、
次のステージに行きたい方へ、
ある寓話を、ご紹介です。

＊＊＊

オオカミ

さようなら、お隣さん！

オオカミ

ここなら平穏に暮らせると思ったのは、オレの間違いだった。ここじゃ、人間も犬も、みんな同じだ。いずれ劣らぬ悪党だ。だから、たとえ、君が天使であっても、やつらとの喧嘩は、避けられやしないよ。

カッコウ

ところで、オオカミさん、遠くへ行くの？
あんたが、仲良く暮らそうと思っている、立派な人たちは、どこにいるの？

オオカミ

ああ、オレが真っ直ぐに行くのは、幸せなアルカディアの森さ（※1）。カッコウくん、それは素晴らしいところだよ！そこでは、戦争がどんなものか知らないそうだ。人間は子羊のようにおとなしく、川はミルクのように流れているそうだ（※2）。

※1　ギリシャの古代文芸では、理想郷。

※2　ロシア民話では、ミルクの川は、
豊かさの象徴。

オオカミ

要するに、素晴らしい時代が支配しているのだ！みんな互いに兄弟のように振る舞い、そこでは、犬も噛みつかないばかりか、吠えもしないそうだ。どうだカッコウくん、たとえ夢の中でも、そんな平穏なところにいる自分を思い浮かべるのは、楽しくはないだろうか？

オオカミ

さようなら、ごきげんよう！ほんとに、オレたちあちらで暮らすことにしたからね。仲良く、何不自由なく、安楽にね！昼間は辺りを見回しながら歩き、夜はねぐらでおちおち眠れないような、こことは違ってね。

カッコウ

道中ご無事でね、オオカミさん！

カッコウ

ところで、自分の性格と歯は、ここに置いて行くの、それとも、自分と一緒に持って行くの？

オオカミ

置いて行くなんて、とんでもない！

カッコウ

それじゃ、あんたは、いずれ、毛皮をなくすだろう、と言った私のことを思い出してね。

（出典：イヴァン・クルイロフ「完訳クルイロフ寓話集」」）

＊＊＊

いかがでしたでしょうか？

オオカミさんが、変わらないなら、
どこへ行っても、状況は、
変わらなそうじゃないでしょうか？

「コイツ、バカだなぁ」って、
思いませんか？

人のことだと、客観的に、
見ることができますね。

でも、こういうこと、
「自分は変わらないけど、
周りに変わることを求める」って、
やっている方も、
多いのではないでしょうか？

「性格と歯」を、置いて、
新しいものと交換するのは、
自分１人でやるには、
とても難しく、勇気のいることです。

今まで、オオカミであった自分を、
否定するような気持ちになったり、

「性格と歯を、置いていったら、
どうなるのか？
どんなものと、交換したらいいのか？」
未知のことに、不安になったりも
するでしょう。

ただ、本当に得たいものが、
あるのであれば、
実現したいことが、
あるのであれば、
変わることも、必要ではないでしょうか。

今、現実に起こっていることは、
今までのあなたが、
創り出したものだからです。

そして、自分にとって、大事なもの
（ビジョン・価値観）さえ、
分かっていたら、腑に落ちていたら、
これからのあなたに変化することは、
何ら、コワくは、ありませんよ。

本日の問いかけ：
何の制約もなかったら、
どんな未来を、生きたいですか？

理想に向かって、仲間と一緒に、
ワクワク進む、幸せな組織創り、
応援しています＼(^o^)／

追伸：今回の寓話は、こちらの本から。
ビジネス寓話50選

疑問質問、ご相談がございましたら、
お気軽に、お問い合わせ下さい(*^_^*)
感想も、お待ちしております♪♪

このブログをメルマガでも
お届けしています。
ご希望の方は、
下記フォームよりご登録ください^ ^